
Monika Mitterdorfer
agrimonyの名称でも活動するオーストリア在住フィルム写真家のMonika Mitterdorferがフィルムに関する経験やコツをシェアしてくれてました。
何もない空白のフィルムの上に写真が写り出すのはまるで魔法のよう。もちろん科学変化によるものと分かっていても不思議。子供の時は奇跡とかを信じていたし、今でも自分にとって写真は奇跡のようなものだと思っています。
写真に疎外感を出すことと特殊なエフェクトが好きです。超自然的なエフェクトを出すために多重露光撮影をしたり、コントラストの強い白黒フィルムで撮ったり、*LomoChrome Puple*を使ってカラーシフトを活かした写真を撮っています。



ボケやクローズアップ撮影もよくやっています。写真の中で光を形にすることも好きで取り入れています。 そんな写真を撮りたい時は*Daguerreotype Achromat Art Lens*を使うことが多いです。Daguerreotypeを使えば写真に不思議な雰囲気を足すことができ、独特の絞りプレートも良い仕事をしてくれます。 – 魔法のようなエフェクトを付けてくれて、マクロもできるその万能さが気に入ってます。
ハイキングや旅行には3つの交換式レンズが付けれる万能な Neptune Convertible Art Lens System を持っていくことが多いです。レンズにしては軽量コンパクトでマクロもできるのでとても重宝します。





よりアブストラクトな写真を求める時は特殊フィルム、カメラやレンズに加えて使えるテクニックなどを用いるようにします。例えば、カメラの設定を変えたり、フィルムに細工を加えたりしています。*Lomo’Instant Square Glass*で撮った作例をぜひご覧ください。


クリエイティブなテクニック: サイアノタイプ(青写真)
光に反応する青写真の薬剤を使ってインスタントフィルムを加工してみました。この加工をするにあたって、青写真の薬剤がフィルムに定着するために、まず最初にプライマー(下塗り)を塗布する必要がありました。ゼラチンやジェッソなど、様々な下地を試しましたが、みなさんも実際に加工する際は薬剤を塗る前に下地が完全に乾くようにしてください。薬剤は暗室で刷毛を使って、フィルム面に露光したい物を置きます。撮影は太陽光の下で数分間露光した後洗って、完全に乾燥させます。
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